LZMA SDK (Software Development Kit)
LZMA SDKは、LZMA圧縮を利用するアプリケーションの開発に必要な、ドキュメント、サンプル、ヘッダーファイル、ライブラリ、ツールが含まれます。
リンク |
サイズ |
日付 |
バージョン |
概要 |
ダウンロード |
1.6 MB |
2024-11-29 |
24.09 |
LZMA SDK C, C++, C#, Java x86/x64 binaries for Windows |
ダウンロード |
1 MB |
2023-06-20 |
23.01 |
ダウンロード |
12 KB |
2015-06-14 |
|
LZMA Specification (Draft) |
変更点:
- 24.09: LZMA/LZMA2圧縮方式のデフォルトの辞書サイズ値を増加しました。
- 24.05: RISC-V実行ファイル用の新しいフィルター。
- 23.01: ARM64実行ファイル用の新しいフィルター。BCJ2フィルターが改良され、圧縮率が向上。幾つかのバグが修正。
- 21.07: いくつかのマイナーな変更と修正
- 21.06: LZMAエンコーディング機能のバグを修正
- 21.03 beta: LZMAの辞書サイズを4GBへアップ、速度の最適化
- 21.02 alpha: macOSとLinuxのサポート、速度の最適化
- 19.00: 7zアーカイブの暗号化強度向上
- 18.05: LZMA/LZMA2コードにおける処理速度の最適化
- 18.01: 圧縮時のLZMA2/xzマルチスレッドコードの変更。いくつかのバグ修正。
- 9.35: AESのコードと、SFXモジュールをSDKに同梱
- 9.20: インストーラ向けの新しい小型SFXモジュール
- 9.11: PPMdサポート
- 9.04: LZMA2とXZのサポート
- 4.62: LZMA SDKはパブリックドメインとなった
LZMA / LZMA2は、7-Zipプログラムにおける、7z形式の標準かつ一般的な圧縮形式です。
LZMAは、高圧縮率かつ高速な展開が行えます。そのため、組み込みアプリケーションにとても向いています。たとえば、ROM(ファームウェア)の圧縮に利用できます。
LZMA SDKに含まれるもの:
- LZMA圧縮・展開のC++ソースコード
- .7z圧縮・展開のC++ソースコード(削減バージョン)
- LZMA / LZMA2 / XZ圧縮・展開用のANSI-C準拠のソースコード
- 実装例付き7z展開用のANSI-C準拠のソースコード
- LZMA圧縮・展開のC#ソースコード
- LZMA圧縮・展開のJavaソースコード
- lzma.exe .lzmaファイルの圧縮・展開ツール
- 7zr.exe .7zファイル作業用のツール (7-Zipにある7z.exeの削減バージョン)
- SFXモジュール自己解凍パッケージとインストーラを生成ためのもの
LZMA SDKに含まれるANSI-CとC++のソースコードは、7-Zipソースコードのサブセットです。
LZMAの特徴:
- 圧縮スピード: 3GHzのデュアルコアCPUで3MB/秒
- 展開スピード:
- いまどきの3GHzのCPU(IntelやAMD、ARM)で20~50MB/秒
- シンプルな1GHzのRISCプロセッサ(ARM、MIPS、PowerPC)で5~15MB/秒
- 展開(解凍)時の要求メモリが少ない: 8~32KB+辞書サイズ
- 展開(解凍)コードが小さい: 2~8 KB(高速最適化による)
LZMAのデコーダは整数演算のみ利用し、一般的な32ビットCPUで利用できます。
ライセンス
LZMA SDKはパブリックドメインになりました
オリジナルのLZMA SDKコードは、ソースコード形式またはコンパイルされたバイナリ形式で、商用または非商用目的のどちらでも、いかなる手段でも、誰でも自由にコピー、変更、公開、使用、コンパイル、販売、または配布できます。
LZMAの関連リンク
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